自閉症児のピアノレッスンは、私のところに来る全ての子にできるとは限りません。

先ずピアノを持っているか或いは買うつもりがあるかどうかで、第一関門はクリアです、

ピアノを教える前に暫くセラピーの中で相互関係を作り、そこから混乱を減らしながら、彼らが体内に持っている特有のリズムを変えていく必要があります。ピアノに至るのに数年もかかる場合もありますが、一度軌道に乗ると耳のいい彼らに音楽はとても相性がいいです。

ピアノを通して体内の特有のリズムを変えていき、先ず私とのリズムが合うようになれば、他の人とも徐々に可能になり、社会性へと繋がっていきます。

今教えている中の一人の生徒は、ピアノを教えている時はけっこうな会話が成立していて、レッスンは楽しいものとなっています。既にソナタまで進んできました。特別支援高等科に通っていますが、他の生徒よりよほどきちんと真面目に練習をしてきて、これから楽しみな生徒の一人です。