幼少時代には見過ごされてきた発達障害。その子供たちが大人になった時に、生きにくさ故に様々な問題が生じてきています。大学生活までは、授業に参加し好きなアルバイトをしてと自由な生活でクリアしてきたとしても、さて就職となった時に問題が生じてきます。人間関係がうまく育めない面のある彼らは、納得のいく就職先が決まらない。或いは担当教授の下で就職先についてもめるなど、彼らの悩みが大きい一方で、親御さんは我が子の発達障害を当然認めていないので、大学の先生の話に耳を傾けないため、先生の悩みも深くなります。うまく就職できたとしてそこでのトラブルは当然生じてくるし、更に結婚をした場合の夫婦間の問題は根強いものとなって現れます。

最近では子どもの発達検査が細分化し、問題点を把握して早くから取り組めるようになりました。私も多くのそのような子どもたちを見てきて、症状が改善されるのを目の当たりにしています。

でもそういう時代でもまだ子供の発達を疑うことなく目を向けない、と言うか目を向けたくない親御さんも中にはいるのでがないか?それは自分も苦しむことになる一方で、子どもはフォローを受けることなく育てられるわけですから、困難な人生を歩むことになってしまいます。我が子に何らかの発達の遅れが疑われたら、速やかに検査を受け真っ先に親御さんがフォローすれば、大人になった時の困難が軽減されると思います。