長らく仕事をしていて、子どもたちと小さい頃からずっとかかわってきて思うことは、成長を待てる親御さんと待てない親御さんがいることです。

周りの皆から遅れが見られれば心配になるのも分かりますが、やり過ぎて子どもを潰してしまう親御さんに多く接して来ました。勿論、我が子が大切と思う心から出る行動もありますが、自分の理想像を我が子に重ねた時に、悲劇は起きます。

私の立場から見れば、多くの能力を秘めている子どもたちも、自分の理想像と異なればできの悪い子になり、何とか理想に近づけようと躍起になります。叱咤激励するあまり、せっかく持って生まれた能力を発揮できない状態にしてしまいます。

こういう状態になると、子どもたちはやる気を失い、自主性も自信も持てなくなります。そこをセッションの場で改善すると、やる気を起こし自信も回復し、生き生きとし始める子どもたちを見るにつけ、我が子に能力以上の期待を持つ親御さんに潰されかかった子供たちが、最近多いのが危惧されます。