負けず嫌いな生徒はどの時代にも必ずいます。今の負けず嫌いは男の子で小学1年生。
10分ぐらいお遊びの時間を設けていますが、彼が考えたボールをゴールに入れる遊びで、時々私に負けると、激しい悔しがり方です。「今日は楽しくない」「今日はいい気持ちしない」という程度から、歯を食いしばって悔しがる時もあります。小さい子だからと言って手を抜かない私。勿論彼の様子を見ながら手加減はしていますが、お互い真剣勝負だから一生懸命で遊べるのです。でも私が勝てるのも時間の問題です。4年生の子からは、ハンディをもらって遊んでいますから…
子供は遊びを考え出す天才と言いますが、どの生徒にも道具を置いておくだけで、遊びは彼らが考えます。ですから同じ遊びをしている子はいなく、それぞれが自分のやりたい遊びを考え出してきます。
遊びだけでなくピアノに関しても負けず嫌いで、「もう1回やっていらっしゃい」と、合格しない時は、涙声になり「ヤダ!」と言ってもう1回弾き、合格するまで粘り強く弾いています。これはこれで評価をし、少々弾けなくとも次の曲に行くようにしています。