長年ピアノを教えていて、それぞれに練習してくる子としてこない子がいましたが、さてその違いはどこにあるのか?私のところのレッスンは、当然ながら練習してこないとレッスンを受けられない筈です。というか筈でした。

でもこれは昔のお話。最近は子どもたちが忙し過ぎて、高学年になるにつれ練習量は減ってきます。特に中学受験をする生徒は仕方ありません。高学年になる程曲は難しくなり、練習量は増えるというのが昔の生徒でしたが、今は違います。

子どもたちが忙しずぎるという他に、昔はほとんどが専業主婦でしたが、最近は働くママも多く、これも一因となっています。子どもに目をかける時間が少ない分、ついつい目先の事だけになり、長い目で教育ができにくくなるのも事実です。

そういった環境の中でピアノという高度な楽器と向き合わせるのは多くの時間を要します。短期間で結果を出したがる今の風潮には合わないかもしれません。でもここを時間をかけてじっくりやって来た生徒は、あの子もこの子もと顔が浮かぶのですが、大人になってもみんなそれぞれ地に足の着いた生活を送っています。とても優秀で第一線で活躍している人もいますが、そうじゃない人もきちんと前を向いて歩いています。

レッスンにおいて1週間単位で見てもいい時も悪い時もありますが、ほとんど弾いてこない週でもこんなことも時にはあるさと、練習の仕方や譜読みの仕方、或いは楽典などを教えながら切り抜けています。