親御さんの希望に子どもの能力がついていっていない時に、多くの悲劇が生まれるのを見てきました。

最も分かり易い世間的な例では、お医者さんの子弟が、相応しくないのに医者になることを親が決めている例です。親殺しの事件になることは滅多にないにしろ、子どもの未来を封じてしまった例は多く見られます。

こういった悲劇は、知的な両親に生まれてきた子どもに見られます。自分と同じ道を歩ませたいと思うあまりに、無理な勉強を強いたり、その子供が精いっぱいやっている努力を認めようとしないと、子どもがすっかりやる気を失せてしまう構図が出来上がります。

やる気も自信も持てない子どもは思春期に入ると、暴力・不登校・引きこもり・摂食障害などの状態に陥りやすくなります。

自信というのは、親がつけていくものです。セッションの場で、自信の持てない子を少しの成果で褒めると、どの子どもたちも生き生きして来ます。小さな成果というのは、時間がかかっても大きな成果へと繋がっていきます。これをご家庭でやっていただくと、親が認めてくれたと感じた子どもは、安心して目の前のことをやっていけます。

こういったことが上手くいっているご家庭と、チョッとしたボタンの掛け違いでうまくいかなくなった親子関係を修復するのは難しいですが、それを乗り越えた時に、子どもたちの未来が開けるのではないでしょうか?