ASDの中で自閉症の子どもたちは、世の中の多くの出来事に合わせられず、混乱している子がほとんどです。

よほど重度の自閉症でなければ、この混乱を解くことが、社会生活を送るための大きなキーポイントとなります。

私の所に来て2年経ち、今年地域の特別支援学校に入学した小学1年生の子は、学校生活にスッカリ溶け込み、今はクラスの中心になってやれるまでになりました。

2年前は混乱が多くの場面で見られ、会話もできない状態でしたが、一つ一つ混乱を解いていき、私を「○○先生」と呼べるようになってから変わってきました。自他の区別がついた時から、「○○先生」と呼ぶようになり、殻の中に閉じこもっている時でも興味の持てる遊びには即参加し、独り言もセッションが始まるとしなくなりました。

こういった状態までなっていき、次は学校生活に馴染んでから、クラスの先生に多くの事を任され、自信がついていったのは大きいです。それと同時に、この子のご家庭が穏やかで、ママもパパも我が子に協力的にかかわっている点も挙げられます。

セラピー・家庭・学校生活と、この三つの相乗効果で、6年間の小学校生活を何とか乗り越えられそうです。