日野原先生がお亡くなりになり、音楽療法に力を注いでくださった偉大な先達がまたお一人いなくなりました。
ここまで音楽療法が発展してきた道筋を見てお亡くなりになったのは、幸いと言えます。
私は第二回目で認定をいただいた、初期の会員と言えますが、昔お世話になった先生の中には既に亡くなった方もいらっしゃって、ここまで学会が大きくなったのはご存じないままでした。
ピアノを教えると共に、音楽療法士として仕事ができているのも、日本に音楽療法の道筋を立ててくださった方々のお蔭と感じています。
その他にも、シッカリしたピアノの技術を身につけてくださった桐朋学園や、音楽療法士になってスーパービジョンを受けている精神科の先生など、多くの勉強の場でご縁のあった先生方のお蔭と言えます。
今はいい仲間と巡り合い、ともに切磋琢磨しながら学べることに、大きな喜びを持っています。