世界選手権水泳が終わったら次は世界選手権陸上。そして冬季オリンピックにその先の東京オリンピックとスポーツのビッグイベントが間近に控えています。

世界水泳はフィンランド陸上はロンドンと、両方とも時差がありリアルタイムでみるのに一苦労ですが、次のオリンピックは時差もなく見られるのでそれだけでラッキーです。

さて題名のアスリートと音楽家です。私も音楽家のはしくれとして、常にこの二つの共通点を見出していましたが、日本が誇る二人のアーティスト、ヴァイオリニスト諏訪内晶子氏とピアニスト小山実稚恵氏が、時をお同じく新聞でこの二つの共通点を上げていました。

諏訪内氏は「まるでアスリートの如くコンクールを次々突破して…また、演奏家は自信がないとできるものではない。そのためにはアスリートのようにストイックでなければならない」と。

小山氏は「音楽家とアスリートは、体の使い方や本番に向けて調整する感覚など、共通点が多い」と述べています。

0.01秒0.001秒を縮めるための努力や、難しい要素を音楽の流れる中で芸術的に演技するフィギュアスケートなど、その他のスポーツも全て共通点を見出しながら見ています。

今はそれほど磨きをかけていませんが、かつては10時間ぐらいピアノと向き合い、曲が求めるレベルに達しようと練習し続けたその頃の思いと一致します。

本番を前にした選手の気持ちも痛いほど分かり、失敗する選手の姿を見て、本番までの気持ちの持って行き方や本番にいかに力を出すかなど、前向きに思考していかなければならないことを学んでいます。

ピアノに座る数分間の間に、失敗するのではないかとか、練習してやっと弾けるようになった箇所が上手く弾けるだろうかなどと、思ってはならないのです。

昔は自分に向き合って演奏していましたが、今は相手と対話しながら、伝わってくる空気を読みながら演奏しています。