毎日新聞掲載、別府アルゲリッチ音楽祭でのヴァイオリニスト、ギトリスの言葉です。御年95歳。

演奏することとは

人生では、やりたくてもできないことがあるが、音楽な何でもできる。音楽には自由がある。演奏するということはそういうことだ。自分が感じていることを感じ続けることが大切だ。

練習することとは

音符をさらうことではない。自分が肉体的・精神的にやりたことを見つけて、それを実現していくためのプロセスです。練習することで、自分が何を見つけたいかが分かってくる。逆に、練習していることを忘れて、自分の創造力をはばたかせることができる。練習は反復ではなく、どのような可能性があるか考えながら、自分を自由にしていく。練習とは、自分に何ができるか、可能性を広げていくためのものだ。

 

これを読み、若い頃には分からなかった言葉が凝縮しています。

いま自らピアノを弾いていると、自分の方向性が見えてくるこの頃です。やりたいことを見つけて、それを実現していくプロセスだということを実感しながらピアノを弾いています。

そうなんだ!可能性があるか考えながら弾き、自分を自由にしてくれるから、昔と違って今の練習は楽しいんだ。

これほど素晴らしい言葉を、弱冠20代の演奏家が教えて貰えるなんて、なんという幸運か!