母子関係というのは、一言では語れません。

経験的に言えることは、母子関係が上手くいっていないから、摂食障がい・不登校・引きこもり・苛め・暴力行為等々が起こってくるのです。

我が子が何か問題行動を起こすと、周りのせいにしたいのが人情です。でもここで我が子がこうなったのはもしかして私のかかわり方が悪かったのかもしれないと考える母親であったら、軌道から外れそうになった我が子を元に戻していけるでしょう。

でもその反対に、学校・友達・先生などが悪いからこうなったと思うと、中々解決へとはいかなくなります。それが思春期になってしまうと、更に問題が悪化してしまうので、小学生の間に何とかしたいと、セラピストとして孤軍奮闘しています。

いま一人の少女が、母親の努力で良くなりつつあります。母の心と子の心は連動しているところがあり、とてもとても大切で必要不可欠な関係で、だからそれ故に問題はややこしくなるのです。

中学・高校に入れば長引くので、私も力が入ります。大人になっても引きずっている人は多く、精神科医のお世話になり、長い長いカウンセリングのスタートになってしまいます。いい治療体制ができたとしても、最終的には母子関係がどのように改善されるかにかかってくるので、場合によっては子どもの治療と共に母親の治療も欠かせません。

母が自分自身の心の中と向き合い、自分自身の真の姿を見つめ直した時に、初めて解決の糸口が見つかるのではないか!