トリルは簡単なようで難しいテクニックです。
トリルの前にまず装飾音符が弾けるようになれば、次はトリルです。
両方とも力の弛緩が問題です。弾けないこの手を触ると凄く力んでいます。
これがクリアできればモーツアルトのソナタが弾けるようになります。
モーツアルトのソナタはトリルだらけで、他は上手く弾けていても、
このトリルが綺麗に入らないとモーツアルトがモーツアルトでなくなります。
今モーツアルトのソナタを弾いている生徒も、このトリルの箇所だけになりました。
弾き始めは音の出し方から音色など、全てモーツアルトらしからぬ弾き方でしたが、
ずいぶん様になってきました。このお正月休みに、どれだけ弾けるようになるでしょう。
来年のレッスンを楽しみにしています。