健常児・障がい児を問わず全ての子どもに言えることは、ピアノを弾くことにより、眠っている様々な能力が引きだすことができるのが分かります。それを長年の間経験して来ました。

ピアノを系統だててきちんと習うと、その過程で多くの事を身につけていきます。

例えば楽譜を読む力。これは音符が読めることよりもっと大切なことが学べます。文章の構成と同じように曲の流れの中には簡単な曲でもフレーズというものがあり、それは文章で言うマルとテンに例えられます。

そしてリズと拍子で数の概念を学び、メロディーにより人の心を理解します。これだけのことを学ぶためには練習が必要です。短い時間でも時間でも決めて毎日練習する習慣や、集中して弾かなければ上手くならない事も自然に学びます。勉強のできる子は頭がいいだけでなく、集中してできる力や考えながら曲を弾くことができます。でもそういったことは後から努力次第でいくらでも身に付きます。だから専門的にピアノを弾かなくても、コツコツとピアノを弾いている子は、気が付けば頭の中が整理され考える力が付き、自ら目標を立てそれに向かって励んでいくのです。

時が経ち、その結果を見るのが私の大きな喜びです。