心が繊細な子どもには要注意です。

ピアノレッスンの前日、「明日レッスンなのに全く弾けてないじゃないか!」と兄に言われた生徒。

レッスンに来て、ため息ばかりついているのでどうしたのかと聞くと・・・

「ピアノの練習を集中してできない。直ぐ嫌になる。プールは楽しいけどピアノは楽しくない。止めたい。」

等と言った後、シクシク泣きだしてしまった。

そんなに嫌なら止めるかい?と聞くと、「ママに怒られるから止められない。」という。

この日は新しい曲が2曲出ていて、チョッと譜読みが大変だったらしい。

その話の中で思い出したのが、この週はスキーに行って練習日が取れなかったはず。よく聞くと二日しかできなかったという。

たった二日でこんなに弾いてきて、それって凄いよ!という言葉を聞き、ようやく心が晴れ、笑顔に変わりました。

二日しか練習できなかったと言えばいいものをと思いながら、お迎えに来たママの話を聞いて、前日に兄に弾けてないと言われ、心の中が真っ暗になってレッスンに来たのでした。

可哀想に!そんなことを言われて「お兄ちゃんだって‥‥!」と言い返せる子ならいいけど、6つも年が離れている幼い少年。しかもとても繊細な心の持ち主です。

逆に、たった二日で新曲を懸命に譜読みしてきたことが偉い。と先生に褒められ、ニコニコ顔で帰って行った、繊細かつ単純な生徒のお話しでした。