自閉症スペクトラム障がいで、特に自閉傾向のある生徒は、レッスン通りに弾くことが課題となります。

特にテンポが問題になることが多く、普段より速く弾いたり遅く弾いたりと、中々安定しません。

レッスンする側も工夫を凝らし、本番が近づいたらユックリの練習をさせず、インテンポで弾き続けることを試みています。

それでもレッスン通りのテンポで弾けない時は、これからフィギュアスケート選手の様に、弾く前にイヤホンで音楽を聴いていたらどうだろう?アップテンポの曲か自分の録音した演奏を聴く。

ASDの子どもは、自分が聞きたくない情報をシャットアウトするのが上手く、演奏順番が来るまで自分の世界に入り込んでしまっている場合が多く、そのままの世界で弾いてしまうので、テンポがゆっくりになってしまうのではと考えています。

今回演奏した一人の生徒は、この問題点がずいぶん改善されてきましたが、あと一歩です。レッスン通りのテンポで弾けるようになったら、もっともっと上手くなります。レッスン時からこの点を改善していこうと思っています。