最近の子どもは忙しく、ピアノ練習の時間を多くとることができません。
練習しなければ上達しないのがピアノですから、弾けるようにする工夫が必要です。
指のお稽古は楽譜なしで鍵盤上だけにし、譜読みの負担をなくします。
そして難しい曲と簡単な曲を組み合わせて、易しい曲で達成感と自信を得るようにしています。
難しい曲は時間がかかってもいいから、コツコツと弾けるようにしていきます。
かつての生徒は趣味の子にも、ハノン・チェルニー・バッハ・自由曲という流れでやっていましたが、
今はそんなレッスンについてこられる生徒は一人もいません。
生徒によっては一曲集中という子もいます。弾きたい曲が難しいと、生徒の要望に応えそのようにしています。