セッションの終了の仕方は、時として難しいものがあります。

双方が続けた方がいいと思っている場合はそのまま継続でいいのですが、相手が止めたいなと思っているのが分かる時は、こちらも終わりにしても大丈夫と考えていれば、本人とお別れセッションをして、親御さんに終了の時期を告げます。

長らくお世話になっている先生だからと遠慮している方には、こちらから区切りをつける必要があります。こうした例はほとんど問題なく終了となり、その後も良好な関係が続きますが、良くない止め方というのも当然ながら経験しています。

まだまだこれからという時に、突然様々な理由で止めていった時のお子さんは、とても可哀想です。止めさせるのは親御さんの意思であり、まだ続けたいと思っている子どもの気持ちは無視されるので、本当に見ていて気の毒です。障がい児の一つの例として、最後のセッションで、真黒に塗りつぶして暗黒の世界を表した子がいました。私にお別れ時にそっとドングリの実を渡した少年もいました。とても切ない例です。

でもこればかりは仕方のないことで、去る者は追わず来る者は拒まずです。今でも時々そういった子どもたちを思い出しています。