セッションやレッスンにくる子の不調の要因は、家庭にあることが多いですが、当然ながら時にはそれが学校の場合もあります。

勿論、学校というのは子どもにとって大きな社会生活の場で、これから大人になって社会に巣立っていく準備の場所でもある訳ですから、様々な嫌な目に会うのは当然なのですが、そうした時の家庭の在り方で、子どもたちは問題解決をする能力を身につけ、自分を守ってくれる家族がいるという安心感の中で、再び学校生活を送れるようになるのです。

不登校になる子の成長過程や彼らの背景をセラピーの場で見ていくと、親御さんの問題で学校に行けなくなるお子さんが多くいます。それを学校や友達のせいにせず、キッチリと解決に向け我が子と向き合い、自分自身を見つめ直し、親子関係を改善しようと思った時に、解決の糸口が見えてきます。

大人になっても問題を引きずっている人は、子ども時代にこうしたケアを両親から受けなかった場合がほとんどです。勉強も大切だし今はお母さんはキャリアを持って働く時代です。時間との戦いが今の子育ての一つですが、心というのは、幼少期のある時期に育てておかなければ、後から育てられるものではありません。

子育てで大変な時期は、後々振り返ったらほんの束の間です。その時を自分の子どもと向き合い、大切に大切に育ててほしいと、切に願っています。