勿論、趣味でピアノを習っている生徒の話ですが、バッハを弾きたがらない生徒が多いのは何ゆえか?

昔の生徒、私が東京音大で教えていた時代の子どもたちには、全員バッハを弾かせていました。

小曲から始まり、インヴェンション・フランス組曲・イギリス組曲・平均律と、ピアノレッスンの王道を歩んできました。

しかし近年の生徒でこの道を歩んだ子はほとんどいません。小曲で先ず躓くのです。メヌエット・ガヴォットなど、馴染みの曲が多く弾きやすい筈なのに、途端に気が乗らなくなるのです。

だから趣味でやっている生徒でインヴェンションまで辿り着いた生徒がほとんどいないという、摩訶不思議な現象となっています。

バッハが古き時代だからか?でもブルグミュラーは古典派で次の時代にあたる作曲家ですが、そこは問題なく全員クリアしています。

バロック音楽がダメなのか?結局、現代の子どもたちにとって、和声の響きが古すぎるのかもしれません。