ゲーム依存症が問題になっています。学校にも行かず、押入れにこもりっぱなしでゲーム興じている中学生の話を読みました。
医療関係者も今のところなす術がなく、これが最も厄介な点です。改善する手立てがないとは・・・
確かに私の面接室でも、ゲームばかりしているという話はよく聞きます。どのお母さま方も悩みの種になっているようです。
それも今回の記事のように、ゲーム依存症になったらどうしようと言う不安からでしょうか。
ゲーム依存症の手立てがないとしたら、取り敢えずはならないためにはどうしたらいいでしょう?
先ず、何故ゲーム依存症になったのかを考えなくてはならないです。
依存症になってほしくないなら、依存症になってしまった火種が何処にあったかを探り、どうしていいか考える。
きっと精神科医の分野ですが、成育歴を調べ家庭環境を見て、両親との関係性などから統計を取る。
私の所ですら、大きな病院とは異なり数は少ないですが、ゲームに依存しかかっているお子さんの、家庭環境なるものが見えてきます。
ゲームを止めろ止めろと言う前に、何故そんなにのめりこんでいってしまったのかを考え、上記の精神科医と同じ項目を自問自答していけば、自ずと答えは見つかる筈です。
ゲームに興じているここにきている男の子たちを見ていると、母にここまでよと時間制限されたときに、いうことを聞ける子と聞けない子がいます。
いうことを聞ける子は、母の愛情を感じて育ち、聞けない子は、やはり愛情が不足していて、幼少期より寂しい思いをして育ってきた子のように思います。
親の愛はを一身に受けて育った子は安心して社会に出て行けます。その愛ゆえ寂しい思いもしてこなかったに違いありません。
仕事を直ぐに辞めてしまい、何でもかんでも世の中や人のせいにしつぃまう大人に育たないよう、幼少期は大きな親の愛情で包んでほしい!そうすればあらゆる依存症の数を、少しでも減らすことができるのではないか。