人の心の中を読み取る力は、仕事をする上でとてもプラスになります。

レッスンやセッションに来る大人や子供の言動から、彼らの心の内を、時には本人すら気付かない深層の潜在意識を読み取り、仕事に活用して来ました。

しかしそれがプライベートと仕事の間に線引きがなくなった時に、それは時として不和となって表れます。

この仕事を開始した時から、精神科医の下でスーパービジョンを受けてきました。先生からプライベートとの線引きをきちんとすることを教えられました。

しかしピアノの先生でもある私は、共に演奏したりする間にとても親しくなることもあり、この教えを守り切れなかったことが多々ありました。親しくなれば先生としての尊敬度は薄れるし、相手の様々な言動から、まざまざと見せつけられる心の内・潜在意識から発せられる言動から、大きく傷つくことになるのです。

こういう時に、人の心を読み取るという面倒な能力を恨むのですが、この力がなければ今の仕事はしていなかったかもしれません。