昨夜の、日本音楽コンクールのピアノ本選を聴きに行きました。

昨年ルガーノに行った時に偶然出会った、私の學校の後輩が出演していたからです。

彼女は2度目の挑戦で、2年前にも本選に残っていました。

演奏を聴いて車で家に帰ったら、本選の結果が出ていました。

私が思った結果と、1位と2位が逆でした。残念ながら私の知人は2位でしたが、コンクールということを鑑みたら、1位の人が選ばれたのは妥当かも知れません。とても洗練された演奏で、豊かなピアノの音色。ショパンのピアノコンチェルト2番でした。

そして2位ではありましたが、私には申し分ない演奏に聴こえました。サンサーンスのピアノコンチェルト2番。テクニック・リズム感・曲想全てに秀でていて、迫力のある音質で聴く人の心に訴えかけました。

2位と同時に、岩谷賞(聴衆賞)も授与されました。

コンクールの本選を聴いたのは初めてです。だからコンクールとしてというより、四人の演奏会としての感想かもしれません。

4曲もコンチェルトを聴いたらさぞかし疲れるだろうと思っていましたが、同じピアノとは思えない異なった響きを楽しめました。

一位二位になった人の演奏を、また聴きたいと思えるのは、彼女たちが既にプロの演奏家としての資質を十分に備えていると言えるでしょう。

一位が二人いても良かったのではと思える、異なった資質を持ったピアニストです。