ASDの障がいを持っていながら、コツコツピアノを続け、結局は直ぐ辞めてしまう健常児より上手くなる。

これって、障がいを持ったお子さんを教えている私にとっては、とってもとっても誇らしいことです。

小学6年生からスタートし、今年で9年目か10年目に入ったでしょうか?いま弾いている曲はコンサートで演奏したよりずっと易しい曲ですが、初めてと言っていいほど曲想に合った音が出せるようになりました。丁寧に丁寧に、易しくてもややこしい譜読みの曲を教えていくうちに、蜃気楼のような音が出せるようになったのです。

これって、先生冥利に尽きる時です。

障がいを持ったお子さんは、自分の意思というより親御さんの考えで辞めさせることが多いので、いつも悔しい思いをしてきました。ここまで弾けるようにするには先生も生徒もどれだけ苦労して来たか!残念ながらそれを知る親御さんはほとんどいないのです。